富士山上空に雄大な笠雲 上空の強風の影響
2025-05-25 11:27 ウェザーニュース
上空は30m/s近い強風
今朝は本州付近を通過した前線の影響で本降りの雨となった山梨県ですが、前線が離れて徐々に天気が回復してきました。そのタイミングで、雲の隙間から雄大な笠雲をまとった富士山が現れました。
前線が離れても上空にはまだ湿った空気が残っていて、上空の30m/s近い南西風の影響で笠雲ができたと考えられます。
前線が離れても上空にはまだ湿った空気が残っていて、上空の30m/s近い南西風の影響で笠雲ができたと考えられます。
笠雲のできる仕組み
笠雲は富士山のような独立峰の山頂付近に現れる雲です。山が笠を被っているように見えることから笠雲と呼ばれます。
・上空の風が強い
・湿った空気が存在する
という気象条件の時に発生しやすくなります。
強い風が山にぶつかると両側や上方に風の流れが変わります。空気が湿っていると空気が山にぶつかって持ち上げられると膨張して冷えることで雲ができ、山頂の風下側では再び空気が下ることで空気が暖まって雲が消える、という原理で山頂付近にだけ雲ができるのです。
時間が経過しても空気の流れは急には変化せず、風が上昇する過程で雲ができて、風が下降する過程で雲が消えていくという現象を絶え間なく繰り返すことによって、同じ場所で雲が止まって見えるのです。
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・上空の風が強い
・湿った空気が存在する
という気象条件の時に発生しやすくなります。
強い風が山にぶつかると両側や上方に風の流れが変わります。空気が湿っていると空気が山にぶつかって持ち上げられると膨張して冷えることで雲ができ、山頂の風下側では再び空気が下ることで空気が暖まって雲が消える、という原理で山頂付近にだけ雲ができるのです。
時間が経過しても空気の流れは急には変化せず、風が上昇する過程で雲ができて、風が下降する過程で雲が消えていくという現象を絶え間なく繰り返すことによって、同じ場所で雲が止まって見えるのです。
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