沖縄、奄美で非常に激しい雨のおそれ　梅雨前線の活動が活発に

沖縄付近に停滞する梅雨前線上を低気圧が進みます。空気中に含まれる水蒸気の量を表す指標のひとつである、相当温位で345K以上の非常に湿った空気が低気圧に向かって強く流入する見込みです。

低気圧や前線の周辺では雨雲が発達し、活発な雨雲が島を通過した場合は、1時間に50〜80mmの非常に激しい雨の降るおそれがあります。雨雲が停滞した場合は、それ以上の雨量となる可能性もあり、道路冠水や河川の増水、土砂災害などへの警戒が必要です。

沖縄の広範囲でこれだけ雨が強まれば、5月10〜11日以来となります。22日(木)の梅雨入り後としては一番の大雨となる見通しです。雨への備えを改めてしっかりと確認するようにしてください。
雨雲レーダー雨雲レーダー