気象庁1か月予報
熱中症対策が急務　西日本から東日本は空梅雨の可能性

日本付近の上空約1,500ｍの気温は平年より高く、暖かい空気に覆われやすくなります。そのため、今後1か月の気温は全国的に平年よりも高く、特に6月後半はかなり高くなる所が多い見込みです。

来週は西日本から東日本を中心に広く最高気温が30℃を上回り、局地的に35℃以上の猛暑日になる地点もありそうです。北海道でも30℃前後まで気温が上がる日があります。

梅雨の真っただ中でも、真夏並みの暑さとなるので最大限の熱中症対策が欠かせません。

期間中は太平洋高気圧が勢力を強め、湿った空気が高気圧の縁を周って、北日本の日本海側に流れ込みやすくなります。そのため、北海道日本海側や東北日本海側の降水量は平年並みか平年を上回る予想となっています。

一方、東日本太平洋側や西日本、沖縄では晴れる日が多く、期間中の降水量は東日本太平洋側や西日本で平年並みか平年よりも少なく、沖縄では平年よりも少ない予想です。農作物の生長等に影響が出る可能性があるので注意してください。
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